区切り

外部と内部の空間を区切る「玄関」にフォーカスを当てて今回はお話します。

 

玄関とはそもそも

「玄」は奥が深い悟りの境地の意味を持ち
「関」は入り口という意味を持ちます。

昔はお寺の門のような言葉として使われていましたが、

江戸時代から住居にも使われるようになったといわれており、

起源を辿ると玄関という境界のような奥ゆかしいものであるとわかります。

 


 

住宅での玄関は基本一つの家に一つしかなく、
「行ってきます」「ただいま」の行き帰りの大事な場面を担う、少なくとも1日に2回は通る場所となります。

また、実家に帰ってきて玄関に入ると「実家に帰ってきたな」という安心感に包まれたり、

友人等の来客が来た際には家の顔となります。

玄関の先に中庭を持ってくると安心感や来客の目を引くようになります。

     

 

玄関というものは一昔前までや、田舎では玄関扉自体を開けっ放しにしていますが、

今の時代反映からは防犯面や機能性の方が意識されています。

 

開いていた空間から閉じられた空間に変化してしまった背景からも、玄関扉を跨いでからの解放感というものが昔よりも求められているのかもしれません。

 

玄関よりもLDKの方が過ごす時間も長く、設計においてもお客様自身が最も意識される場所かもしれません。

しかし、玄関は入口と出口を兼ね揃えた、自分のオン・オフを切り替える場としては他にない場所となります。

 

家族なりの玄関の表情を設計に落とし込めると玄関の考え方が変わるかもしれません。


株式会社グランアーキテクト一級建築士事務所
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佐野

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