こんにちは。

熊本スタジオに新しい神棚が届きました。

3人がかりで取り付け。。

 

取り付け完了！

 

従来の神棚は装飾的で、ひとめ見て神棚だとわかるようなものでしたが、
今は新しいライフスタイルやインテリアに馴染むように、
モダンなデザインの神棚や手軽に設置できるシンプルなものも一気に増えてきました。
( なんとシールのように貼るタイプのものまであるそうです )

 

・・・

 

形を変えながら残っている文化の一つとして
古典芸能の歌舞伎から派生した「スーパー歌舞伎」というものがあります。

隈取りや演出法は古来のものを残しつつ
内容はアニメや漫画など、現代的な題材を使うことで
若い層の方々にも親しみを持たれています。
古典歌舞伎の技術や美意識を広い世代に伝えることをコンセプトに始まったそうです。

 

神棚もまた、
形を変えても
１日１度、何かに想いを馳せることや
気持ちを整えることを習慣づける
きっかけとなっている事は変わりないように感じます。

このように、
日本文化は意外にも、形式の変容に寛容なことが多くあるようです。
その中に隠された、残っていくものがなんなのか
考えてみるのも面白いなと思います。

 

住まいの形もめまぐるしく変化していますが
時代に合わせて変化させたり、残したり、
その取捨選択を詰めていくと
ひとりひとりに住みよいお家の形が見えてくるような気がします。

 

 

 

株式会社グランアーキテクト一級建築士事務所
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野島