色・素材の制限

4月中旬、季節は春になったばかりであるにもかかわらず、すでに夏に向けて変わりつつあります。

今回は、最近、私の頭を悩ませている服装についてです。

 

昼は暑く、夜には寒い。

 

この時期の服装にはいつも考えさせられます。

Tシャツにシャツやカーディガンを羽織って温度によって調整するような服装が良しとされていますが

実際には暑すぎたり寒すぎたりすることがほとんどです。

 

そんな服装に疑問を抱きました。

 

「服装は3色でまとめるといい」とよく言われていますが、

上に羽織るもので1色使っているなら脱いだ時に3色ルールが崩れてしまうのではないかと。

1∼2色、4色以上が良くないとされているわけではありません。

ただ、1∼2色であると、地味であると思われたり、そのものの品質が大切となるといわれ、

また、4色以上となると、雑然としているように感じやすくなるといわれています。

 

それは住宅に置き換えても同じことが言えます。

多くの色や素材(木材や鉄、コンクリート等)を使いすぎると服装と同じようにまとまりのない印象となってしまいます。

他素材やカラフルなものから目を向ける場所を多く作りすぎると

結局どこに向ければいいのかわからなくなってしまいます。

それを改善するために色・素材の制限をすることで、それぞれの素材に対して意識を傾ける事ができます。

 

人生を共に歩む住宅だからこそ、素材と色を極力シンプルに

 

服選びのように、家の基盤となる雰囲気を好きな色や素材から引っ張り出し、足したり引いたりしながら構築していくと

服を選ぶ時と同じような楽しさがお家作りでも感じられるかもしれません。

 

また、そこに、暮らしてゆくご家族なりの色を足していただくと幸いです。


令和4年3月末に完成見学会を行わせていただきました、

【House Hn】はそれぞれの素材が主役となるように設計しております。

projectのページではお客様との打ち合わせや完成までの施工の様子を見ることができますので是非ご覧ください。


株式会社グランアーキテクト一級建築士事務所
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佐野

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